FEATURE
3代受け継がれる歴史 Identity
75年の営みのなかで変わらないものは肉と向き合う姿勢
NIKUOの歴史は1950年にまでさかのぼります。創業者の中谷仁太郎は、日常的にお肉を食べる文化が根付いていない時代のなかでも、やがて誰もが笑ってお肉を食べる時代がくる、と信じていました。地元の精肉店で働きながら精肉技術を磨きつづけ、1950年、ついに中谷精肉店として独立します。私たちが徹底している品質本位を追求する姿勢は、創業者である祖父の代から、時代の変化とともに紡いできたものなのです。
受け継がれてきた肉を愛する遺伝子が最大の強みに
現代では、お肉はスーパーだけでなく、ドラッグストアでも一定の品質のお肉が買えてしまうとても便利な時代になりました。しかし、そのような時代においても私たちが誇れるものがあります。それは、長い営みのなかで築き上げてきた誰にも真似できない独自の仕入れです。私たち中谷家の遺伝子に組み込まれているほど、徹底した品質を追い求める姿勢に共感していただいた業者さんとの強い信頼関係こそが、私たち最大の強みとなっています。
大切なことは肉屋ではなくNIKUOであること
家業として営んでいた肉屋でしたが、私たちの姿勢に共感してくれた人が増え、今では多くのスタッフと切磋琢磨しながら活動できるまでになりました。私たちが単に美味しい肉を売るだけのお店だったら、こんな状況にはなっていなかったかもしれません。私は小学校の頃、肉屋の息子というだけで「にくお」と呼ばれ、当時は恥ずかしい思いもしました。しかし、今では「NIKUO」と呼ばれることを誇らしく思っています。これからも肉屋ではなく、「NIKUO」として受け継がれてきたものを大切に、そして日々成長していきます。